マーケティングの仕事の面白さ

 マーケティングの仕事は売れる仕組みを考え出すことです。商品についての情報を収集して分析することから、関わった物が売れるものになったときの達成感は高くなります。結果を残すためには、細かなデータの蓄積や情報の収集は欠かせません。顧客情報だけでなく、市場調査や類似商品の動向などを分析することが必要になります。

 分析の結果、統計学上の情報を集積することができます。ですが、マーケティングの仕事はそこから新しいコンセプトや商品自体などを考えることなのです。過去を検証することでそのヒントを得られますが、新しいものを生み出すときには感性や閃きに近いものが必要になるときもあります。マーケティングの仕事をしていると常にアンテナを張っておいて、そのアンテナに引っかかった物を取り出す能力を磨くことが必須になります。過去のデータと最新のトレンドなどを組み合わせるのは、マーケティングの仕事なのです。

 さらに開発された物をどのように売っていくというところまでを、マーケティングは包括しています。プロジェクトが進めば、宣伝方法やブランディングなども大事な仕事になるのです。特に開業したばかりの部門や企業などでは、この仕事は役に立ちます。売れるまでの道のりを調査、分析して売れる商品にするのです。

 売れないものを売れるようにしていく過程も面白いですし、売れるようになった時には満足感に浸れます。そう考えると、商品になる過程を作れるのが一番の面白みかもしれません。